2014年11月21日金曜日

メイプル耶馬溪サイクリングロード

しまなみ海道以前の日本ナンバーワン自転車専用道はメイプル耶馬溪サイクリングロードでした。
片道22キロメートルで宿泊可能なターミナルで自転車を借りることもできます。

専用の橋やトンネルを有すフラットな専用道は大分交通耶馬溪線「耶鉄」の廃線を活用したものです。






紅葉時期は渋滞する車をしり目に最高に楽しめそうです。
特にコアやまくにから耶馬溪まで往復すると守実温泉で走行後に汗が流せるのもありがたいです。

2014年11月15日土曜日

ダムカードって?

国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムで平成19年より「ダムカード」を配布しています。
一部自治体独自のものもありその総数は平成26年には288枚ほどだそうです。
ダムのことをもっと知ってもらうために統一フォーマットで作成されたものです。
現地で一人一枚配布され郵送はしていません。
だからわざわざ山奥に出向くことになります。
在所の山口県関係は12枚なのですが紅葉見物のついでに2時間半ほどで5枚集まってしまうのが凄いです。

でも山口県には73のダムがありダムカードを配布しているのは12しかないのです。
ちゃんと調べて出向かないとほぼ空振りになります。

(向道ダム)
それでもダムはダムですけど。
お堅いところが出しているカードとあってコレクターもいるそうです。

2014年11月13日木曜日

しまなみ海道サイクリング

今治駅から尾道駅は80キロメートルあります。
選手級なら3時間ほどで走破するのですが初心者は8時間から10時間かかると見た方がいいです。
楽なのは10月の瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会で、自動車道をコースに使うのでアップダウンがほとんどないので快適です。
残念ながら年一回の大イベントで、全線走ると参加料金が一万円だったりします。
2014年の7月19日から自転車道走行は無料になっているのでありがたく一般道で走行することにします。
最悪10時間とすれば朝のんびりできませんが朝食は重要です。
シクロの家のすぐ近くには朝6時からやっている食堂二葉があり朝からガッツリチャージできます。
朝食を取ったら出発です。

駅から糸山までが序章に当たりますが橋脚までのアプローチが少々厳しいですが逆にここが一番傾斜があるので調子を見るのにちょうどいいです。
するとママチャリでは無駄が多いというのが理解できます。
そして最初の橋が三連吊り橋の来島海峡大橋です。

この橋だけでも満足しそうですがここから橋を6つ、橋脚へのアプローチを5つ這い上る必要があります。





向島から駅までは橋ではなくフェリーになります。
真面目に走ったので6時間半で走破です。
真面目に走ったのに6時間半もかかったというべきでしょうか。

尾道ラーメンを食べる余裕もなくJRで帰投します。
ロードレーサーを確保してそこそこ鍛えて臨めば観光する余裕もありそうです。
そもそもしまなみ海道で一泊すれば万全です。

2014年11月8日土曜日

今治の休息

「シクロの家」はサイクリストを意識したゲストハウスです。
2泊したので中一日は今治でべったり自転車で走り回っています。
今治は高いビルがないので空が広い街です。
唯一23階建ての今治国際ホテルが高層ですがシクロの家は二階建てで当時は改装中で実質平屋でした。
この街は食べ物が豊富です。

当日食べたのはじゃこ天、重松飯店の焼豚玉子飯、登泉堂のいちごミルクかき氷、麺屋武吉のつけ麺ですが平日であれば焼き鳥も行っておくべきでしょう。
シクロの家には風呂がないのですがサイクリストにとってありがたいことに今治は疲労回復に有効な銭湯が多いのです。
車であっても駅前駐車場でも一日五百円と破格の安さですし、何より自転車で万一のことがあってもGIANTの直営店が駅にあります。
タオルの本場でもありますし、お城もありますし、四国八十八か所は6か所もあります。
54 近見山 宝鐘院 延命寺
55 別宮山 金剛院 南光坊
56 金輪山 勅王院 泰山寺
57 府頭山 無量寿院 栄福寺
58 作礼山 千光院 仙遊寺
59 金光山 最勝院 国分寺
レトロな街並みもなかなか結構です。
その気になれば一週間は楽しめそうです。

2014年10月22日水曜日

しまなみ海道サイクリングスタート地点へ

しまなみ海道を自転車で渡るには幾通りも考え方があります。
今治初か尾道初かといわれれば体力が落ちた状態で励みになるのは尾道着なのです。
今治着では来島大橋を最後に通るのですがこの向きでは実は上りになり辛いばかりで景色もろくに見えません。
橋が終わっても今治駅までさらに10キロあります。
日没後今治入りになるのはちょっと辛そうです。
あっさりしまなみ海道を往復すればいいようなものですがそこまで走り込んでいません。
今治駅までJRでいくのは岡山経由なので山口からは無駄があります。
今回は柳井港から松山までフェリーで渡り、松山から今治までウォーミングアップにサイクリングしています。

自転車は輪行袋に入れていたので手荷物扱いでタダです。
松山~今治はサイクリング用の表示がされていますが施設は未着手です。
コースのハイライトは海上歩道でしょう。
海に張り出した歩道の床がグレーチングでできているので堤防に打ち付ける波が波が丸見えの場所があるのです。
専用道ではないので車を気を使いながら50キロほど走ることになります。
ただりついたときには宿が砂漠のオアシスに見えます。
今回はプレオープン中だったので初日は仮説ベッド貸切状態でした。

2014年10月16日木曜日

しまなみ海道サイクリングの前振り

阿蘇のゲストハウスのオーナーが今治駅前にゲストハウスをプロデュースしたので行ってみたかったのですが、四国というのは渡るだけで結構な出費になります。
ETCで週末渡れば片道2210円ですむのですが2014年7月19日から本年度中に限りタダでしまなみ海道を渡る方法があるのです。
それが自転車です。
今治のゲストハウスはまさにこの自転車を意識したもので「シクロの家」といいます。
シャッターの中に自転車を入れることができメンテナンスもできます。
問題はしまなみ海道の距離が尾道駅から今治駅の間で80㎞あることです。
ざっくり成田~羽田を自転車行くような距離です。
山口県内で70㎞から80㎞を何回か走って経験値を上げ、手持ちの自転車のセッティングを詰めます。
さらに輪行袋も用意します。
私の自転車は軽くはないですがクイックハブなのでオーストリッチの輪行袋に収納が可能なのです。
輪行袋に収納することでJRやフェリーでは無料の手荷物にすることができるのです。
このほかにヘルメットなどの小物も調達し決行の7月19日を迎えるのでした。

2014年10月14日火曜日

21世紀の歩き方

どこかの総理大臣が一千万人の海外からの観光客を2020年に二千万人にすると言っています。
コンテンツがそろえば不可能なことではないのでしょうが、一千万人増える観光客がホテルオークラやハイアットに泊まると思ったら大間違いです。
アジアンや「面白そうだ」と好奇心を刺激されればやってくる彼らが世界中からやってくるのです。
彼らこそがバックパッカーで自らの感性を信じて渡り歩くのです。
どうかすると私たちの旅行は一人一日二万円も使ったりするのですが、バックパッカーの滞在費は五千円程度だったりします。
移動の足は有名なJapan Rail Passを使えば3週間6万円でJR乗り放題ですからそんなに不自由な旅には思えません。
ところが日本語が喋れない彼らには情報が必要なのです。
寝床と情報の両方を与えてくれるのが「ゲストハウス」です。
普通の旅行者にしてみれば安宿にしか見えないのでしょうし、ライダーハウスと区別ができないので二の足を踏むところです。
ま、わたしも2012年に実泊して理解したばかりで、ある人がプロデュースしたところしか知らないのです。