1982年の時は五十鈴川で禊し清掃奉仕で御垣内参拝しています。
衣装に条件があり鉢巻から靴にいたるまで白尽くめにします。
白尽くめは神職と同じですね
逆に黒尽くめの一団を伊勢神宮で見ることがあります。
正確には礼服ですが一般の参拝客が観光の格好なので非常に目立ちます。
礼服の一団は御垣内参拝の人たちで、御神楽奉納などを伴うことがあるのでそれなりの玉串料を収めます。
だから一族の慶事や会社の行事で使われることが多く「礼服の団体」になるのです。
地元の人が多いためか二拝二拍手一拝がかっこよく決まっています。
今回は私は単なる観光ですので礼服なんて持っていません。
伊勢神宮の参拝は外宮から始まります。
橋を渡って手水舎で清め、御正宮に参って境内別宮に参るのは外宮も内宮も一緒です。
外宮の御正宮の祀神は豊受大御神です。
ちなみに千木は縦削ぎで鰹木は奇数ですので通常は男神ですが豊受大御神は女神です。内宮も女神なので対比をつけるために男神仕様になっています。
こちらは感謝を申し上げる場所で願い事をする場所ではありません。
そもそも賽銭をあげる場所ですらありません。
境内別宮は土宮と風宮があります。とりわけ多賀宮は豊受大御神の荒魂です。
お賽銭と個人的な願い事はこちらでどうぞ。
さらりと書いていますが作法は厳にあります。
まず、鳥居をくぐる前には揖という45度程度の軽い礼をします。
参道は中央を避け、外宮では手水舎が左にあるので火除橋から左側を歩きます。
内宮は手水舎が右にあるので宇治橋から右側を歩きます。
神前に至ったらまず一揖し二拝します。
拝は腰から90度折る深い礼です。
続いて二拍しますが拍も細かい作法では一旦そろえた指先を関節一個分右手を下げ打ちます。
これは手をずらした方がいい音が出るからです。
神前では左右対称が基本ですから二拍の後は指をそろえて祈ります。
祈る際は内容の前に住所氏名を添えるのが正しいそうです。
祈りの後で一拝し退く際に一揖します。
外宮の後に内宮に詣でます。
片参りは避けたいものです。
内宮は右側通行です。
五十鈴川です。
今回は禊はしていません。
御正宮の祀神は天照大神です。
写真を撮っていいのは階段下までです。
和魂に御礼を申し上げます。
元来は天皇しか献饌できませんでしたから賽銭をあげるのは誤りです。
願い事は荒魂に詣でておこない、賽銭もこちらにします。
おとなしく行列していますが横一列になっても全く問題ないそうです。
遷宮を繰り返すので伊勢神宮には意外なほど国宝が少ないのです。
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