普通に考えれば大仏殿ですね。
実際は主要なものでも南大門、中門、金堂(大仏殿)、法華堂(三月堂)、二月堂、戒壇院も東大寺です。
寺宝を見るのなら東大寺ミュージアムも必須です。
建築物だけでも金堂(大仏殿)、南大門、本坊経庫、開山堂、鐘楼、法華堂(三月堂)、二月堂、転害門が国宝です。
その鐘楼にNHKの下請けが釘を打ったのは2003年のことで、しばらく大晦日の中継がなくなりました。
梵鐘も752年製の国宝で現役で使われています。
仏像を見るのなら法華堂は必須ですが日光・月光は東大寺ミュージアムに引っ越しています。
美術の教科書の常連の四天王塑像は戒壇院のもので1980年頃はなんと戒壇上から拝観することができました。
奈良に春を告げるのは二月堂のお水取りですがそれ以外のシーズンは展望台扱いです。
その実は最も謎めいた施設で24時間365日勤行が行われている祈りの寺で、大観音・小観音の2体の十一面観音は絶対秘仏で鎌倉時代後に開帳された形跡がありません。
夜の二月堂は提灯に明かりが入り空気感が異なる世界を作りますが中では勤行が続いていますので声を響かせてはいけません。
これらの堂宇の中で唯一写真を許されているのが金堂である大仏殿なのです。
写真を使って少し詳しく見てみましょう。
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