毎月一日に神社にお参りすることを「朔日(ついたち)参り」というというのですが伊勢では現在もならわしとして残っています。
赤福が朔日参りの客をもてなすために始めたのが「朔日餅」です。
赤福からテークアウトできるのは基本的に赤福餅だけなのですが朔日餅だけは例外です。
朔日餅には11種類あります。
http://www.akafuku.co.jp/product/tsuitachimochi/
2月 立春大吉餅
3月 よもぎ餅
4月 さくら餅
5月 かしわ餅
6月 麦手餅
7月 竹流し
8月 八朔粟餅
9月 萩の餅
10月 栗餅
11月 ゑびす餅
12月 雪餅
7月だけは餅ではなく水ようかんです。
この水ようかんはプレミア感があり壮絶なことになるそうです。
朔日餅は予約するか並んで買うことになります。
予約すると店頭引渡しは早くて11時なので早朝に行う朔日参りとは趣旨がちょっとずれます。
では並んで買うとなると確実に手に入れるためには厳しい目に遭います。
朔日に先立つ晦日の17時に本店で「受付番号票」を手に入れます。
日付が変わった午前3時半に「受付番号票」を「列整理券」に引き換えます。
さらに午前4時半に「列整理券」の順に並びます。
午前4時45分に販売が開始され売切れれば販売終了です。
http://www.akafuku.co.jp/product/goyoyaku/
5月1日はこれです。
上の店頭写真にも柏もちと掲げてあります。
撮影はたまたま伊勢を訪れた5月1日午前8時なのです。
つまり、運が良ければ売切れずに手に入れることができます。
5月専用の伊勢千代紙で包装されています。
箱も朔日餅専用です。
賞味期限は1日限りです。
丁寧に作られた逸品で葉っぱにベタベタくっつくこともありません。
餅も餡も赤福のお手の物です。
「柏もちって美味しい」と心から思いました。
ちなみに6月は麦手餅です。
2015年6月1日は月曜ですが・・・いかがです?お伊勢参りのお供に。
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