伊勢市内を歩くと目につくのが注連飾りです。
伊勢の人が取り込み忘れちゃってるわけじゃありません。
蘇民将来伝説に基づき年中飾ってあります。
素戔嗚尊が一夜の宿を与えた蘇民将来を祝福したことに由来し、蘇民将来の子孫であることを示すのがこの注連縄です。
国産で三千円程度からのようです。
札は「蘇民将来子孫家門」「笑門」「千客萬来」があります。
2015年5月23日土曜日
2015年5月18日月曜日
お伊勢参り
伊勢神宮には1978年と1982年に行っています。
1982年の時は五十鈴川で禊し清掃奉仕で御垣内参拝しています。
衣装に条件があり鉢巻から靴にいたるまで白尽くめにします。
白尽くめは神職と同じですね
逆に黒尽くめの一団を伊勢神宮で見ることがあります。
正確には礼服ですが一般の参拝客が観光の格好なので非常に目立ちます。
礼服の一団は御垣内参拝の人たちで、御神楽奉納などを伴うことがあるのでそれなりの玉串料を収めます。
だから一族の慶事や会社の行事で使われることが多く「礼服の団体」になるのです。
地元の人が多いためか二拝二拍手一拝がかっこよく決まっています。
今回は私は単なる観光ですので礼服なんて持っていません。
伊勢神宮の参拝は外宮から始まります。
橋を渡って手水舎で清め、御正宮に参って境内別宮に参るのは外宮も内宮も一緒です。
内宮も女神なので対比をつけるために男神仕様になっています。
こちらは感謝を申し上げる場所で願い事をする場所ではありません。
とりわけ多賀宮は豊受大御神の荒魂です。
お賽銭と個人的な願い事はこちらでどうぞ。
さらりと書いていますが作法は厳にあります。
まず、鳥居をくぐる前には揖という45度程度の軽い礼をします。
参道は中央を避け、外宮では手水舎が左にあるので火除橋から左側を歩きます。
内宮は手水舎が右にあるので宇治橋から右側を歩きます。
神前に至ったらまず一揖し二拝します。
拝は腰から90度折る深い礼です。
続いて二拍しますが拍も細かい作法では一旦そろえた指先を関節一個分右手を下げ打ちます。
これは手をずらした方がいい音が出るからです。
神前では左右対称が基本ですから二拍の後は指をそろえて祈ります。
祈る際は内容の前に住所氏名を添えるのが正しいそうです。
祈りの後で一拝し退く際に一揖します。
外宮の後に内宮に詣でます。
片参りは避けたいものです。
内宮は右側通行です。
五十鈴川です。
今回は禊はしていません。
御正宮の祀神は天照大神です。
写真を撮っていいのは階段下までです。
和魂に御礼を申し上げます。
元来は天皇しか献饌できませんでしたから賽銭をあげるのは誤りです。
願い事は荒魂に詣でておこない、賽銭もこちらにします。
おとなしく行列していますが横一列になっても全く問題ないそうです。
遷宮を繰り返すので伊勢神宮には意外なほど国宝が少ないのです。
1982年の時は五十鈴川で禊し清掃奉仕で御垣内参拝しています。
衣装に条件があり鉢巻から靴にいたるまで白尽くめにします。
白尽くめは神職と同じですね
逆に黒尽くめの一団を伊勢神宮で見ることがあります。
正確には礼服ですが一般の参拝客が観光の格好なので非常に目立ちます。
礼服の一団は御垣内参拝の人たちで、御神楽奉納などを伴うことがあるのでそれなりの玉串料を収めます。
だから一族の慶事や会社の行事で使われることが多く「礼服の団体」になるのです。
地元の人が多いためか二拝二拍手一拝がかっこよく決まっています。
今回は私は単なる観光ですので礼服なんて持っていません。
伊勢神宮の参拝は外宮から始まります。
橋を渡って手水舎で清め、御正宮に参って境内別宮に参るのは外宮も内宮も一緒です。
外宮の御正宮の祀神は豊受大御神です。
ちなみに千木は縦削ぎで鰹木は奇数ですので通常は男神ですが豊受大御神は女神です。内宮も女神なので対比をつけるために男神仕様になっています。
こちらは感謝を申し上げる場所で願い事をする場所ではありません。
そもそも賽銭をあげる場所ですらありません。
境内別宮は土宮と風宮があります。とりわけ多賀宮は豊受大御神の荒魂です。
お賽銭と個人的な願い事はこちらでどうぞ。
さらりと書いていますが作法は厳にあります。
まず、鳥居をくぐる前には揖という45度程度の軽い礼をします。
参道は中央を避け、外宮では手水舎が左にあるので火除橋から左側を歩きます。
内宮は手水舎が右にあるので宇治橋から右側を歩きます。
神前に至ったらまず一揖し二拝します。
拝は腰から90度折る深い礼です。
続いて二拍しますが拍も細かい作法では一旦そろえた指先を関節一個分右手を下げ打ちます。
これは手をずらした方がいい音が出るからです。
神前では左右対称が基本ですから二拍の後は指をそろえて祈ります。
祈る際は内容の前に住所氏名を添えるのが正しいそうです。
祈りの後で一拝し退く際に一揖します。
外宮の後に内宮に詣でます。
片参りは避けたいものです。
内宮は右側通行です。
五十鈴川です。
今回は禊はしていません。
御正宮の祀神は天照大神です。
写真を撮っていいのは階段下までです。
和魂に御礼を申し上げます。
元来は天皇しか献饌できませんでしたから賽銭をあげるのは誤りです。
願い事は荒魂に詣でておこない、賽銭もこちらにします。
おとなしく行列していますが横一列になっても全く問題ないそうです。
遷宮を繰り返すので伊勢神宮には意外なほど国宝が少ないのです。
2015年5月16日土曜日
朔日餅
毎月一日に神社にお参りすることを「朔日(ついたち)参り」というというのですが伊勢では現在もならわしとして残っています。
赤福が朔日参りの客をもてなすために始めたのが「朔日餅」です。
赤福からテークアウトできるのは基本的に赤福餅だけなのですが朔日餅だけは例外です。
朔日餅には11種類あります。
http://www.akafuku.co.jp/product/tsuitachimochi/
2月 立春大吉餅
3月 よもぎ餅
4月 さくら餅
5月 かしわ餅
6月 麦手餅
7月 竹流し
8月 八朔粟餅
9月 萩の餅
10月 栗餅
11月 ゑびす餅
12月 雪餅
7月だけは餅ではなく水ようかんです。
この水ようかんはプレミア感があり壮絶なことになるそうです。
朔日餅は予約するか並んで買うことになります。
予約すると店頭引渡しは早くて11時なので早朝に行う朔日参りとは趣旨がちょっとずれます。
では並んで買うとなると確実に手に入れるためには厳しい目に遭います。
朔日に先立つ晦日の17時に本店で「受付番号票」を手に入れます。
日付が変わった午前3時半に「受付番号票」を「列整理券」に引き換えます。
さらに午前4時半に「列整理券」の順に並びます。
午前4時45分に販売が開始され売切れれば販売終了です。
http://www.akafuku.co.jp/product/goyoyaku/
5月1日はこれです。

上の店頭写真にも柏もちと掲げてあります。
撮影はたまたま伊勢を訪れた5月1日午前8時なのです。
つまり、運が良ければ売切れずに手に入れることができます。
5月専用の伊勢千代紙で包装されています。
箱も朔日餅専用です。
賞味期限は1日限りです。
丁寧に作られた逸品で葉っぱにベタベタくっつくこともありません。
餅も餡も赤福のお手の物です。
「柏もちって美味しい」と心から思いました。
ちなみに6月は麦手餅です。
2015年6月1日は月曜ですが・・・いかがです?お伊勢参りのお供に。
赤福が朔日参りの客をもてなすために始めたのが「朔日餅」です。
赤福からテークアウトできるのは基本的に赤福餅だけなのですが朔日餅だけは例外です。
朔日餅には11種類あります。
http://www.akafuku.co.jp/product/tsuitachimochi/
2月 立春大吉餅
3月 よもぎ餅
4月 さくら餅
5月 かしわ餅
6月 麦手餅
7月 竹流し
8月 八朔粟餅
9月 萩の餅
10月 栗餅
11月 ゑびす餅
12月 雪餅
7月だけは餅ではなく水ようかんです。
この水ようかんはプレミア感があり壮絶なことになるそうです。
朔日餅は予約するか並んで買うことになります。
予約すると店頭引渡しは早くて11時なので早朝に行う朔日参りとは趣旨がちょっとずれます。
では並んで買うとなると確実に手に入れるためには厳しい目に遭います。
朔日に先立つ晦日の17時に本店で「受付番号票」を手に入れます。
日付が変わった午前3時半に「受付番号票」を「列整理券」に引き換えます。
さらに午前4時半に「列整理券」の順に並びます。
午前4時45分に販売が開始され売切れれば販売終了です。
http://www.akafuku.co.jp/product/goyoyaku/
5月1日はこれです。
上の店頭写真にも柏もちと掲げてあります。
撮影はたまたま伊勢を訪れた5月1日午前8時なのです。
つまり、運が良ければ売切れずに手に入れることができます。
5月専用の伊勢千代紙で包装されています。
賞味期限は1日限りです。
丁寧に作られた逸品で葉っぱにベタベタくっつくこともありません。
餅も餡も赤福のお手の物です。
「柏もちって美味しい」と心から思いました。
ちなみに6月は麦手餅です。
2015年6月1日は月曜ですが・・・いかがです?お伊勢参りのお供に。
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