秋吉台上の西の谷間にささやかに湧く「柳ノ水」は台上では稀な水源なので小さな溜池に流し込まれています。
忘れ去られた雰囲気は山口県庁裏の柳の水に似ていますが秋吉台上の水は飲めません。
ただし、カエルはいるので毒ではなさそうです。
アクセスが難しいのに水量が少なく見所もないので訪ねる人は稀でマニアにしかすすめません。
2019年12月28日土曜日
柳ノ泉
2019年12月19日木曜日
上海浦東空港2019年12月
上海浦東空港は2019年9月16日にサテライトターミナルが供用開始されています。
中国東方航空で上海浦東空港に着くとバスで到着ゲートに送られるのが常ですが今回はターミナルに接続したのがちょっと驚きでした。
この時はまだサテライトターミナルとは気付いておらず、永遠と続く動く歩道の後で地下にエスカレーターで下り地下鉄になっているシャトルでイミグレーションの本館に移動するのです。
ちなみにイミグレの指紋採取は左手の指四本に落ち着いたようで写真と併用になっています。
当然、出国も同じ目に遭いますが中国東方航空の発券はセルフになっているので航空会社にバッグを預けないときは行列の必要がありません。
セルフの発券機に必要なのはパスポートだけで、予約番号などは不要です。
つまり、予約情報はパスポート番号に紐付けされており、パスポート番号は画像処理で読み取るのでタッチパネルを数回押すだけで搭乗券がプリントアウトされてお終いです。
ただし荷物を預けるときはこの搭乗券を持っていつもの大行列に並ぶ必要があります。
搭乗券の搭乗口が「G***」となっていると地下鉄シャトルでターミナル移動をすることになるので2時間前に空港に着いていても余裕がありません。
というのも、搭乗開始はゲートを閉じる40分以上も前に搭乗開始になるからです。
免税店はサテライトにもありますから買い物には不自由はありません。
ともかく地下から始まる立体構造で広すぎるので時間に余裕は持っているほうがいいです。
中国東方航空で上海浦東空港に着くとバスで到着ゲートに送られるのが常ですが今回はターミナルに接続したのがちょっと驚きでした。
この時はまだサテライトターミナルとは気付いておらず、永遠と続く動く歩道の後で地下にエスカレーターで下り地下鉄になっているシャトルでイミグレーションの本館に移動するのです。
ちなみにイミグレの指紋採取は左手の指四本に落ち着いたようで写真と併用になっています。
当然、出国も同じ目に遭いますが中国東方航空の発券はセルフになっているので航空会社にバッグを預けないときは行列の必要がありません。
セルフの発券機に必要なのはパスポートだけで、予約番号などは不要です。
つまり、予約情報はパスポート番号に紐付けされており、パスポート番号は画像処理で読み取るのでタッチパネルを数回押すだけで搭乗券がプリントアウトされてお終いです。
ただし荷物を預けるときはこの搭乗券を持っていつもの大行列に並ぶ必要があります。
搭乗券の搭乗口が「G***」となっていると地下鉄シャトルでターミナル移動をすることになるので2時間前に空港に着いていても余裕がありません。
というのも、搭乗開始はゲートを閉じる40分以上も前に搭乗開始になるからです。
免税店はサテライトにもありますから買い物には不自由はありません。
ともかく地下から始まる立体構造で広すぎるので時間に余裕は持っているほうがいいです。
2019年9月29日日曜日
秋の彼岸の帰り水
秋分の日に秋吉台では秋の七草を見ることができません。
明白な理由は「フジバカマ」が台上に生えていないからです。
このため秋吉台ではサワヒヨドリに代えているのですがそれだけではありません。
サワヒヨドリ
ハギは数種あるので花の季節は10月ころまで続きます。
オミナエシは彼岸時期は絶好調です。
オバナは9月に入らないと出てきません。
キキョウは花期が長いですが彼岸時期は終盤です。
手堅く観察できるのは帰り水付近です。
ナデシコは初夏からずっと咲いています。
こんな事情で七草がそろわないのです。
見渡す限りのクズの葉なのに花はもはやありません。
そもそもクズの花期は短いです。
この帰り水は西側の台上からいったん地下に入った水がウバーレの底に湧くのですが谷の反対側に消えてしまいます。
音を立てて崖から湧き落ちてきます。
反対から静かに地中に消えます。
水の行き先は芝尾地区といわれます。秋吉台の周辺は別ですが帰り水には台上では稀な彼岸花が咲いています。
これは帰り水が水源として珍重されていた証拠と言えます。
2019年8月8日木曜日
曽和の池
曽和の池は秋芳洞に近い湧水で青池とも水神池ともいわれます。
秋芳町秋吉曽和にあるので「曽和の池」で国土地理院の資料では青池となります。
特に午前中に池に光が入るのでその特徴である澄んだ青い水が感動的です。
多くの湧水が崖の穴から始まっているのに対し青池は地面の穴から湧いています。
この湧き出し方は別府の弁天池に似ていますが青池は飲用ではありません。
湧出量が多いので見応えがありますが、アクセス道が細く駐車場もないので訪ねる人は稀です。
秋芳町秋吉曽和にあるので「曽和の池」で国土地理院の資料では青池となります。
特に午前中に池に光が入るのでその特徴である澄んだ青い水が感動的です。
多くの湧水が崖の穴から始まっているのに対し青池は地面の穴から湧いています。
この湧き出し方は別府の弁天池に似ていますが青池は飲用ではありません。
湧出量が多いので見応えがありますが、アクセス道が細く駐車場もないので訪ねる人は稀です。
2019年7月21日日曜日
釣水の穴
釣水の穴は山口県美祢市美東町赤にある湧水です。
日頃は水が溜まっているものの流出はしていないので池のように見えます。
泥が埋めるので正体はわかりにくいですが実は鍾乳洞です。
1994年に山口大学が調査に入っています。
雨が長く降らないと水位が下がり竪穴なのが分かります。
極端な干ばつだった1809年(文化6年)には水がなくなってしまい村人が中に入ると18メートル四方の河原が広がっていたと伝承されています。

逆に大雨になると穴から水が噴き出し地域を水浸しにしてしまいます。
秋吉台上に降った雨がこの穴を含んだ地域の噴出穴から石灰山が崩れて埋めたここのポリエという地形に出てくるのです。
川はあるのですが排水が悪いためですが、逆に白魚洞という吸い込み穴もあり地中にあふれた水が吸い込まれていきます。
吸い込まれた水ははるか遠くの秋芳洞から吐き出されます。
日頃は水が溜まっているものの流出はしていないので池のように見えます。
泥が埋めるので正体はわかりにくいですが実は鍾乳洞です。
1994年に山口大学が調査に入っています。
雨が長く降らないと水位が下がり竪穴なのが分かります。
極端な干ばつだった1809年(文化6年)には水がなくなってしまい村人が中に入ると18メートル四方の河原が広がっていたと伝承されています。
逆に大雨になると穴から水が噴き出し地域を水浸しにしてしまいます。

川はあるのですが排水が悪いためですが、逆に白魚洞という吸い込み穴もあり地中にあふれた水が吸い込まれていきます。
吸い込まれた水ははるか遠くの秋芳洞から吐き出されます。
2019年3月3日日曜日
博多駅地下朝食
博多駅の地下街は博多口の博多駅地下街、博多1番街、アミュ地下、阪急地下、KITTE地下とデイトス地下をハカタ9地下道が接続して形成されています。
阪急の地下は開店が遅いですが飲食店には7時と8時に朝食を提供する店がかなりあります。
博多駅地下の朝定チャンピオンは1番街の朝7時に開く「たんや」です。
朝から牛タンが税別500円で食べられるので時間帯いっぱい行列が途絶えません。
「たんや」のとなりが「大福うどん」です。
同じ1番街に「因幡うどん」もあるので競争は熾烈です。
デイトス地下にも「因幡うどん」はあります。
デイトス地下にはガチの和食の「石蔵」もあり、あさから鯛茶も提供されています。
同じ並びに「とんかつ浜勝」もありますが、さすがに焼き魚定食です。
デイトスの4店目はクロワッサンサンドのカフェ系です。
カフェ系ではフランスに200店を構える「Brioche Dorée」(ブリオッシュ・ドーレ)がKITTE地下に出店しています。
KITTE地下には「スターバックス」も7時から開いています。
九州唯一の「HONOLULU COFFEE」でパンケーキもいけます。
KITTEから1番街にかけてのカフェとしてはマクドナルドが王者として君臨していますし、「PRONTO」もあります。
途中の「Seattle's Best Coffee Japan」は九州に強いです。
沖縄が本拠の「DOUG'S COFFEE」はハカタ9にあります。
和定食の店はほかにもあります。
もちろん「サンマルク」のようなオムレツ系もあります。
今時らしいのは、お粥の専門店が7時からやっていることでしょうか。
意外と駅地下では朝食でラーメンは食べられませんし皮焼きの店もありません。
「たんや」の例を考えると朝食のタブーは意外とないのかもしれません。
ちなみに朝カレーは「たんや」がすでに投入しています。
「特選ゆでたんカレー」が頂点で、牛タン単品もオーダー可能です。
どうぞ朝早くに博多駅地下に行った際は悩んでください。
2018年1月27日土曜日
中国のシェア自転車事情とその底流
中国は中華四千年などとのんびりしたモノではなくなり21世紀、特に私が個人的に見聞きできた2010年以降は変化の速度に加速がついています。
マーケットは3か月で変わると言われ、半年も長期渡航すると中国人ですら困惑することがあります。
これは日本のようにルール整備をしないで、いきなりマーケットに投入して後でルールを作るからで、一気に市場を押える構成力・経済力・生産力を持つ現代中国ならではと言えます。
最近では先述の電子マネーやシェア自転車が好例で特にシェア自転車は街の景色が変わるので旅行者でも気が付きました。
2016年4月からシェア自転車サービスを立ち上げたMobike(摩拝単車)の順調な滑り出しにofo(北京拝克洛克科技)が追随し、2016年後半にはシェア自転車ブームが到来し数十社が乱立します。
これを受けたガイドラインが2017年9月に発行したため、2017年末にはそのほとんどが撤退し、Mobikeとofoが95%を占めるサービスに収斂しました。
この間で元々自転車に寛容で歩道に駐輪スペースが多かった中国都市部ではシェアサイクルが歩道を埋めるほどの状態になり市街景観を変えたのでした。
その台数は2016年に10万台だったがまもなく乱入で200万台に膨れ上がり2017年には2000万台も供給され200万台が廃棄されたといわれています。
この盛況を見て日本にもシェア自転車導入が2018年に本格化しそうですが、中国で成功した背景が分かっていないと日本は中国製自転車捨て場になります。
中国では通勤費の支給がなく、バス運賃の2元に対してシェア自転車が30分1元だったというのが根底にあるからです。
電子マネーも実はサービス開始はAlipay(支付宝)アリペイが2004年12月に電子マネーサービスを開始していますが、普及とはいい難い状況でした。
しかし2013年に年利 6%前後の利回りの投資商品「余額宝」を販売開始し1年で1億件の電子マネー口座開設成し遂げたところから快進撃が始まります。
2017年には1兆元もの資金調達に成功し、余額宝の枠を大幅に縮小しましたが中国人はもはや電子マネーなしの暮らしには戻れません。
同じ手法が日本で有効とは限りませんがサービスの外形だけを持ち込んでも成功するはずはないです。
マーケットは3か月で変わると言われ、半年も長期渡航すると中国人ですら困惑することがあります。
これは日本のようにルール整備をしないで、いきなりマーケットに投入して後でルールを作るからで、一気に市場を押える構成力・経済力・生産力を持つ現代中国ならではと言えます。
最近では先述の電子マネーやシェア自転車が好例で特にシェア自転車は街の景色が変わるので旅行者でも気が付きました。
2016年4月からシェア自転車サービスを立ち上げたMobike(摩拝単車)の順調な滑り出しにofo(北京拝克洛克科技)が追随し、2016年後半にはシェア自転車ブームが到来し数十社が乱立します。
これを受けたガイドラインが2017年9月に発行したため、2017年末にはそのほとんどが撤退し、Mobikeとofoが95%を占めるサービスに収斂しました。
この間で元々自転車に寛容で歩道に駐輪スペースが多かった中国都市部ではシェアサイクルが歩道を埋めるほどの状態になり市街景観を変えたのでした。
その台数は2016年に10万台だったがまもなく乱入で200万台に膨れ上がり2017年には2000万台も供給され200万台が廃棄されたといわれています。
この盛況を見て日本にもシェア自転車導入が2018年に本格化しそうですが、中国で成功した背景が分かっていないと日本は中国製自転車捨て場になります。
中国では通勤費の支給がなく、バス運賃の2元に対してシェア自転車が30分1元だったというのが根底にあるからです。
電子マネーも実はサービス開始はAlipay(支付宝)アリペイが2004年12月に電子マネーサービスを開始していますが、普及とはいい難い状況でした。
しかし2013年に年利 6%前後の利回りの投資商品「余額宝」を販売開始し1年で1億件の電子マネー口座開設成し遂げたところから快進撃が始まります。
2017年には1兆元もの資金調達に成功し、余額宝の枠を大幅に縮小しましたが中国人はもはや電子マネーなしの暮らしには戻れません。
同じ手法が日本で有効とは限りませんがサービスの外形だけを持ち込んでも成功するはずはないです。
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