2014年10月22日水曜日

しまなみ海道サイクリングスタート地点へ

しまなみ海道を自転車で渡るには幾通りも考え方があります。
今治初か尾道初かといわれれば体力が落ちた状態で励みになるのは尾道着なのです。
今治着では来島大橋を最後に通るのですがこの向きでは実は上りになり辛いばかりで景色もろくに見えません。
橋が終わっても今治駅までさらに10キロあります。
日没後今治入りになるのはちょっと辛そうです。
あっさりしまなみ海道を往復すればいいようなものですがそこまで走り込んでいません。
今治駅までJRでいくのは岡山経由なので山口からは無駄があります。
今回は柳井港から松山までフェリーで渡り、松山から今治までウォーミングアップにサイクリングしています。

自転車は輪行袋に入れていたので手荷物扱いでタダです。
松山~今治はサイクリング用の表示がされていますが施設は未着手です。
コースのハイライトは海上歩道でしょう。
海に張り出した歩道の床がグレーチングでできているので堤防に打ち付ける波が波が丸見えの場所があるのです。
専用道ではないので車を気を使いながら50キロほど走ることになります。
ただりついたときには宿が砂漠のオアシスに見えます。
今回はプレオープン中だったので初日は仮説ベッド貸切状態でした。

2014年10月16日木曜日

しまなみ海道サイクリングの前振り

阿蘇のゲストハウスのオーナーが今治駅前にゲストハウスをプロデュースしたので行ってみたかったのですが、四国というのは渡るだけで結構な出費になります。
ETCで週末渡れば片道2210円ですむのですが2014年7月19日から本年度中に限りタダでしまなみ海道を渡る方法があるのです。
それが自転車です。
今治のゲストハウスはまさにこの自転車を意識したもので「シクロの家」といいます。
シャッターの中に自転車を入れることができメンテナンスもできます。
問題はしまなみ海道の距離が尾道駅から今治駅の間で80㎞あることです。
ざっくり成田~羽田を自転車行くような距離です。
山口県内で70㎞から80㎞を何回か走って経験値を上げ、手持ちの自転車のセッティングを詰めます。
さらに輪行袋も用意します。
私の自転車は軽くはないですがクイックハブなのでオーストリッチの輪行袋に収納が可能なのです。
輪行袋に収納することでJRやフェリーでは無料の手荷物にすることができるのです。
このほかにヘルメットなどの小物も調達し決行の7月19日を迎えるのでした。

2014年10月14日火曜日

21世紀の歩き方

どこかの総理大臣が一千万人の海外からの観光客を2020年に二千万人にすると言っています。
コンテンツがそろえば不可能なことではないのでしょうが、一千万人増える観光客がホテルオークラやハイアットに泊まると思ったら大間違いです。
アジアンや「面白そうだ」と好奇心を刺激されればやってくる彼らが世界中からやってくるのです。
彼らこそがバックパッカーで自らの感性を信じて渡り歩くのです。
どうかすると私たちの旅行は一人一日二万円も使ったりするのですが、バックパッカーの滞在費は五千円程度だったりします。
移動の足は有名なJapan Rail Passを使えば3週間6万円でJR乗り放題ですからそんなに不自由な旅には思えません。
ところが日本語が喋れない彼らには情報が必要なのです。
寝床と情報の両方を与えてくれるのが「ゲストハウス」です。
普通の旅行者にしてみれば安宿にしか見えないのでしょうし、ライダーハウスと区別ができないので二の足を踏むところです。
ま、わたしも2012年に実泊して理解したばかりで、ある人がプロデュースしたところしか知らないのです。