2017年3月10日に朝も早くから京阪本線でまた南に向かったのですが今度は宇治です。
8時に宇治駅に着いていますが平等院の門が開くのは8時半なのでまずは宇治上神社に行きます。
宇治上神社は現存する最古の本殿といわれる世界遺産です。
見慣れた神社とかなり形式が異なるので背景の山や横の岩が御神体かもしれません。
これが天降岩とか岩神といわれる石です。
隕石ではなさそうです。
盛砂で知られる拝殿も国宝です。
おそらく、元々は鳥居もなかったと思われますし、神社の前に川を配し橋を渡って神域にはいるのも伊勢を思わせます。
手水舎もなく湧水に小屋掛けがしてあります。
定型から外れた神社は何らかの理由を感じるのですが、ここは伊勢・出雲とも異なる古式を感じます。
近くだと松尾大社や遠くだと出雲御室山の布須神社みたいな感じです。
参拝の上で気を付けなければいけないので別に「宇治神社」もある点です。
こちらも重要文化財ですが宇治上神社よりも平等院に近いので勘違いがありえます。